皆様新年あけましておめでとうございます。
ようやくコロナが落ち着いてきたかと思いきやこの年末年始で一気に感染者の数が増えてしまいました。またスタートラインに逆戻りといった感じですが、この2年でいろいろとわかってきたことも多々あります。正しく恐れることは継続しつつも経済を止めない対策を国には求めたいですね。
さて、この年末に家の掃除をしていたところ、タンスの奥から小中学校の通知表が出てきました。ついつい掃除そっちのけで見入ってしまったのですが、担任の先生からのコメントがなかなか辛辣だったので抜粋してご紹介します。
・今後クラスをリードする存在になってほしい。(5年生)
・これからは学年の仕事や学校全体の仕事もしてみてはどうでしょう。(6年生)
・自分の力を出そうとしないのは残念です。責任ある立場、難しい仕事は人間を大きく成長させるもの。誰かが君のためにも力を尽くしています。君もそこに力を使ってみてはどうでしょう。(中学1年)
・今以上に自分を成長させるためにも今度はリーダーという立場で物事を体験してみてはどうでしょう。(中学2年)
・自分のこと以外は力を出そうとしないのが残念です。中略。君自身の成長に必ず繋がります。今はまだ温存している力を出せるよう期待しています。(中学3年)
5年にも渡って延べ3人もの先生に同じようなことを書き続けられている時点で終わってますね(笑)。当時の自分がどういう子供だったのか、どういう振る舞いをしていたのかはなんとなく覚えているものの、細かい感情までは覚えていません。おそらく学校生活よりも野球を優先していたので(言い訳です)、当時の先生方の言葉を右から左に受け流していたのでしょう。今改めて読み返すとなんとも気恥ずかしい思いです。
あれから30年以上が経った今、当時望まれた立場としての仕事をさせてもらっています。自身の思い描いている理想像には到底達しておらずまだまだ道半ばといったところですが、仮に恩師達が今の私を見たらどんなコメントを書いてくれるだろう。あり得ない話とは思いつつもどこかで欲している私がいます。
目まぐるしく変化していく今の時代に生き抜くことは決して容易ではないですが、だからこそ日々成長の機会と捉えたいですね。苦しいことも楽しみながら協心のメンバーと共にこの1年を実りあるものにしていきたいと思います。
福岡支店長 城戸 康行