コンセプト

支店長コラム

 先月、映画「アナと雪の女王2」が映画公開されました。子供に限らず大人からも関心が高い映画ということで、すでに映画館に足を運んだ方もいるのではないでしょうか。私の娘もとても楽しみにしているので、我が家は年末年始の休暇で観に行く予定です。

 第一作は主題歌「レット・イット・ゴー」が爆発的なヒットで有名人に限らずたくさんの人があの歌を歌う動画などをSNSに投稿し社会現象となったイメージがとても強いと思いますが、キャラクターや物語も主題歌に負けないくらい素晴らしい作品だと思っています。

 さて、そんな数々のヒット映画を創り出すウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオですが、なんとコンセプトアートという一枚の絵から映画を創っていくそうです。あの素晴らしい映画の世界観や物語、登場するキャラクターなどが全て一枚の絵から創り出されるなんてとても驚きですね。

 コンセプトとは、言い換えれば「こだわり」ということになるでしょうか。コンセプトがあることで、コンセプトに合わないことは実行しない、作らない。逆に、これだけは譲れないというものがハッキリします。商品開発やサービスの企画においてコンセプトが重要であることは言わずもがなですが、人事制度といった領域でもコンセプトは重要です。

 例えば、「異業種の視点を積極的に取り入れイノベーション溢れる職場環境の創出」という人事制度コンセプトを掲げたとすれば、中途採用を中心に様々なキャリアをターゲットにした採用戦略を選択し、教育に力を入れるよりはすでに持っている能力をいかに活用できるかという観点から人員配置などの戦略が練られることになります。逆に、「継続的かつ安定した雇用のもと熟練した技術を発揮できる職場環境の創出」という人事制度コンセプトを掲げたとすれば、新卒採用を中心に教育研修体制を充実させて、賃金制度は将来がイメージしやすい制度にしてプロセス重視の評価制度にするといったイメージが湧きます。

 是非一度、自社の人事制度のコンセプトは何なのか思考を巡らせてみてはいかがでしょうか。きっと人事制度構築への発見があるはずです。


 

東京支店長 白倉 玄