異様な年度末

支店長コラム

 例年この時期は今年度を振り返りつつ次年度に向けて気持ちを新たに頑張って行こう、なんて考えるのですが今年はすっきりしません。今回のコラムもあえて新型コロナウイルス以外の話にしようと思っていましたが、寝ても覚めても世間はこの話題で持ち切り。他のテーマを考えようとしても、すべての出来事が結局コロナに結び付いてしまいます。今はそんな思考回路になってしまっているようです。

 私が住んでいる地域の小中学校は今月3日から臨時休校になりました。我が家は夫婦共働きなので中学3年の長男と小学2年の次男が自宅に半軟禁状態です。人目を憚らず自由に遊びに行くなんてナンセンス、そうかと言って学校に行っている時と同じように家で勉強ができる(する)はずもなく…。仕方ないとはいえ親としてはもどかしいものがあります。

 さて、マスクの入手が相変わらず困難な状況ですが、ここへ来て予防策や紙類品切れなどネット上でいろいろなデマ情報が出回り混乱を招きました。専門家の意見も分かれるケースが目立ち、政府の対応方針もめまぐるしく変わる印象があるためか根拠の薄い情報を信じてしまうケースが少なくないように感じます。

 非日常という言い方が妥当なのかわかりませんが、世の中がある種独特の雰囲気に包まれている中、我々は何を信じて行動すべきなのか。本当に難しいですね。個人が何の責任も持たず自分の考えを不特定多数の人々に発信できる時代、膨大な情報量の中から真実だけを拾い上げることは残念ながら不可能です。今後も同様の混乱が起きることが予想されますが、一旦冷静になって考えることが大切なのだと思います。

 各地で様々な対策がとられる中、職場においても今回のコロナウイルスを機にテレワークを活用する企業(主に大企業)が増えてきました。しかしながら、製造や接客、医療や介護といった業種や制度の導入自体がそもそも難しい中小企業等はこれまでと変わらない働き方をしながら対策を講じなければなりません。当法人でも先月下旬より時差出勤制を開始しました。絶大な効果が期待できるものではないにせよ、クライアントの皆様にご迷惑をお掛けすることのないよう出来る限り感染防止に努めていく所存です。


 

福岡支店長 城戸 康行