「両立支援等助成金(介護離職防止支援コース)に「新型コロナウイルス感染症対応特例」を創設
新型コロナウイルス感染症への対応として家族の介護のための有給休暇制度(介護休業、介護休暇、年次有給休暇を除く)を設け、労働者に休暇を取得させた事業主を支援する新たな助成制度として、「両立支援等助成金(介護離職防止支援コース)に「新型コロナウイルス感染症対応特例」が創設されました。
<助成金の内容>
●支給要件
①新型コロナウイルス感染症への対応として利用できる介護のための有給の休暇制度(最低20日間取得できる制度)を設け、当該制度を含めて仕事と介護の両立支援制度の内容を社内に周知すること。
※法定の介護休業、介護休暇、年次有給休暇とは別の休暇制度であることが必要
②新型コロナウイルス感染症の影響により対象家族の介護のために仕事を休まざるを得ない労働者が、①の休暇を合計5日以上取得すること
※令和2年4月1日から令和3年3月31日までの間に取得した休暇が対象。
※過去に年次有給休暇や欠勤により休んだ日について、事後的に①の休暇を取得したこととして振り替えた場合も対象
●支給額
労働者1人あたり取得の休暇日数が合計5日以上10日未満:20万円、合計10日以上:35万円
※1企業あたり5人分まで支給
●申請期限
支給要件を満たした翌日から起算して2か月以内*令和2年6月15日より受付開始
なお、令和2年6月15日より前に支給要件を満たしていた場合は、8月15日が申請期限となります。
▼両立支援等助成金(介護離職防止支援コース)に「新型コロナウイルス感染症対応特例」を創設しました(令和2年6月12日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11840.html
▼リーフレット
https://www.mhlw.go.jp/content/000639624.pdf