よく「ワンマン、自己中心的、傲慢な」という
意味で誤用されていますが、本当の意味をご存知でしょうか。
お釈迦様が生まれてすぐに両方の手で天と地を指し「天上天下唯我独尊」
と言われたと伝えられています。
しかし漢字の意味合いからこの世の中で自分だけが偉いと捉えられる事もありますが、使われている我というのは本来「我々」なのです。
はてさて我を「我々」にすると意味が変わってきます。
つまり私たちは何らかの条件によって尊いわけではなく、一人ひとりが大切な存在であるということとなります。
ピンポイントに人間の尊厳の大切さを問いたいというわけではなく、考え方の転換をしてみてほしいのです。
一人で問題を抱え、一人で解決し、一人で決断される事業主が多いことと思います。その決断が従業員から賛同を得られることもあれば、批判・非難をされてしまうこともあるでしょう。
従業員に思いが伝わらないとき、何かに迷ったときは、「我」を「我々」の考え方に変えて解決方法を模索してみて下さい。もちろん、事業主だけではなく部下を持つ管理職にも同様のことが言えます。
私たちが掲げている「協心」にも、互いに協力し物事に取り組み一致団結するという意味があります。従業員と目的をひとつにして、100年続く企業を私たち「協心」と一緒に目指していきましょう!
私からのメッセージをこの文章の中にしたためました。見つけて下さった方は2019年はより素敵な一年になるでしょう。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
東京支店長 宮越 優