こんにちは。社会保険労務士法人協心の寺西です。
梅雨も後半に入り大雨が心配されたり、梅雨の晴れ間は急に気温が高くなるなど、
変化が激しい季節です。
この時期の天候と向き合いながら、安全管理と体調管理をなさってくださいね。
それでは「ヒトの芽コトの芽」はじまりです。
<今回号のコンテンツ>
- 1.人事ニュース
- 2. 無料オンラインセミナー開催のご案内
- 3.最新情報 丸わかり!動画コンテンツ
- 4.ブログ 「高額療養費の制度、どこまで知ってる?」
- 5.支店長コラム
- 6.おすすめリーフレット
「過去20年間で最多となった休業4日以上の死傷者数と第14次労働災害防止計画」
「給与のデジタル払いに合わせた給与計算のDXポイント」
1要チェック! 人事ニュース ≫≫≫
〓 過去20年間で最多となった休業4日以上の死傷者数と第14次労働災害防止計画 〓
厚生労働省より昨年(令和4年)の労働災害発生状況が公表されました。
労働災害による死傷者数の内容と、今年度からスタートした第14次労働災害防止計画
についてみておきます。
【内容】
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1.労働災害による死傷者数
2022年1月から12月までの新型コロナウイルス感染症へのり患によるものを
除いた労働災害による休業4日以上の死傷者数は前年より1,769人の増加となり、
過去20年間で最高となりました。
2.第14次労働災害防止計画
労働災害による死傷者数に関連する目標としては、
・上貨物運送事業における死傷者数を2022年と比較し2027年までに5%以上減少させる
・製造業における機械による「はさまれ・巻き込まれ」の死傷者数を2022年と比較し、
2027年までに5%以上減少させる
などが掲げられています。
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▼全文はこちらから
https://kyoshin.group/post-9050/
■参考リンク(厚生労働省)
労働災害防止計画について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000197308.html
令和4年の労働災害発生状況を公表
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33256.html
2◆◇ 無料オンラインセミナー開催のご案内 ◇◆
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3最新情報 丸わかり! 動画コンテンツ ≫≫≫
■ 「給与のデジタル払いに合わせた給与計算のDXポイント」
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2023年4月より給与のデジタル払いが可能になり、キャッシュレス決済サービスの
アカウントへの直接入金による支払いも選択できるようになりました。
では、給与のデジタル払いに合わせて、どのようにDX化を促進することができるのでしょうか?
今回はDX化の観点を交えながら、
給与のデジタル払いに合わせた対応についてお伝えします。
↓↓ 動画はこちらから ↓↓
https://www.l-magazine.jp/watch/npYD0j7UZm
4ブログ ≫≫≫ 「高額療養費の制度、どこまで知ってる?」
医療機関等の窓口でのお支払いが高額となった場合、申請を行うことで
自己負担限度額を超えた額が払い戻される「高額療養費制度」があります。
自己負担限度額は所得に応じて異なりますが、このようなエピソードがありました。
社長
「すみません、ご相談がありまして。」
私
「はい!お伺いします。」
社長
「今月に入院を予定している社員がいるのですが、医療費が結構かかるそうでして。」
私
「そうなのですね。自己負担限度額を超えるようであれば
高額療養費の支給申請をさせていただくことになりそうですね。」
社
「そのように私も思ったのですが、
実はその社員、今月の入院中に75歳を迎えるんです・・・」
私
「えっ!!」
社長
「75歳になると今加入している健康保険を抜けて、
後期高齢者医療制度へ切り替わりますよね?」
私
「仰る通りです。」
社長
「そうなると、自己負担限度額はどうなりますか?それぞれ自己負担限度額が
適用となると払い戻しされないような気がしまして。」
私
「実は、75歳の到達月に限り、自己負担限度額がそれぞれの医療制度で
半分の額となる特例措置があります。」
社長
「え~!そうなんですか!?」
私
「はい!ですので、これまでと全く同様とまではなりませんが、
払い戻しを受けていただくことは可能ではないかと思います。」
社長
「誕生日がちょうど入院の間くらいなので、期待ができそうです。
確認しておいて良かったです!」
私
「そう仰っていただけると幸いです。
ご本人様にも高額療養費の支給申請をした方が良さそうだと是非お伝え下さい!」
社長
「わかりました!
支給申請がする必要がある場合はその際もどうぞよろしくお願いします。」
私
「承知しました、こちらこそよろしくお願いいたします。」
「後期高齢者医療制度」とは、年齢が75歳以上(一定の障害がある方は65歳以上)の
すべての方が加入する医療制度です。
ご紹介したエピソードは決して頻発するような事案ではないですが、
ご自身が加入される健康保険(医療制度)における自己負担限度額は
しっかりと把握しておきたいポイントですね。
是非、この機会に確認してみてはいかがでしょうか。
※参考:医療費が高額になりそうなとき(全国健康保険協会)
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3020/r151/
※参考:後期高齢者医療制度で受けられる給付(大阪府後期高齢者医療広域連合)
https://www.kouikirengo-osaka.jp/longlife/supply.html
5支店長コラム
今回は、
東京支店長によるコラム 「快適な職場」
https://kyoshin.group/post-9052/
6おすすめ書式・リーフレット
今回のおすすめリーフレットは、
「労働契約申込みみなし制度の概要」です。
https://www.mhlw.go.jp/content/000904257.pdf
労働契約申込みみなし制度とは、派遣先等により違法派遣が行われた時点で、
派遣先等が派遣労働者に対して、その派遣労働者の雇用主(派遣元事業主等)との
労働条件と同じ内容の労働契約を申し込んだとみなす制度です。
派遣労働者、労働者派遣事業・請負事業に携わる皆さまは、改めて確認しておきましょう。
編┃集┃後┃記┃
私は日差しのきつい夏の休日はもっぱら夕方以降に外出します。昔はよく
「涼しい午前中に」と言ったものですが、今涼しいのは朝何時頃までなんでしょう。
夜型の私は、「涼しい夜に」の方がしっくりきたりしますが、皆さまはいかがですか?
(寺西)
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発行元:社会保険労務士法人 協心 ≪東京・大阪・神戸・福岡≫
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