こんにちは。社会保険労務士法人協心の松村です。
3月となり、気温も徐々に暖かくなってきたように思います。
4月から気持ちを一新するためにも、公私共に散らかっているものは片づけたいですね。

それでは「ヒトの芽コトの芽」はじまりです。


<今回号のコンテンツ>

  1. 1.人事ニュース   「定年再雇用時等に社会保険料の負担を軽減できる同日得喪の手続き」
  2. 2.動画コンテンツ  「新型コロナワクチン未接種者への対応方法!よくある質問3選!」
  3. 3.ブログ       「パワハラが怖くて業務指導できない?!」
  4. 4.支店長コラム
  5. 5.おすすめ書式・リーフレット

要チェック! 人事ニュース ≫≫≫

● 定年再雇用時等に社会保険料の負担を軽減できる同日得喪の手続き ●

定年再雇用時等に社会保険料の負担を軽減できる"同日得喪"の手続きを取り上げます。

【内容】
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1.同日得喪の仕組み
60歳以降の被保険者が定年退職等し、再雇用されたときは、定時決定や随時改定を待たず、再雇用された月から再雇用後の給与に応じ標準報酬月額を変更できます。

2.同日得喪の対象者
同日得喪は、60歳以降に退職後継続再雇用となるすべての人が対象となります。
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▼全文はこちらから
http://contents.kyoshin.group/view.php?page=news_contents_7293

■参考リンク
日本年金機構「Q. 60歳以上の厚生年金の被保険者が退職し、継続して再雇用される場合、どのような手続きが必要ですか。」
https://www.nenkin.go.jp/faq/kounen/kounenseido/shokutakusaikoyo/20140911.html

最新情報 丸わかり! 動画コンテンツ ≫≫≫

■【厚生労働省が公開】新型コロナワクチン未接種者への対応方法!よくある質問3選!

今回は、新型コロナワクチン未接種者への対応方法についての動画です。
企業としてワクチンを打てない労働者にどのような対応をするのが良いか?
Q&Aを元に、要点をお伝えしていますので、ぜひご視聴ください。

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ブログ ≫≫≫「パワハラが怖くて業務指導できない?!」

近年、都道府県労働局等に設置した総合労働相談コーナーに寄せられる「職場のいじめ・嫌がらせ」に関する相談は増加傾向にあります。

2020年6月には、ついにパワーハラスメントの防止に関する法律(改正労働施策総合推進法)が施行され、中小企業も2022年4月に対象となります。

つまり、パワーハラスメントの防止・対策を行なうことが中小企業においても義務化されるのです。

そのような中、業務指導をどのように行っていけばいいのかと混乱する会社も存在します。これはとあるIT企業の部長とのやりとりです。

部長
「今日はちょっと折り入って相談があって。実は、雇って1年くらい経つ従業員のことなんですけど・・・。」


「どうされました?」

部長
「いや、実はその従業員、仕事のスピードが遅くておまけにミスが多くて。主任や課長が注意したこともあったんですけど、言い訳ばかりで開き直るらしいんですよ。他の従業員も腹に据えかねて私から注意してほしいと頼まれたんだけど、最近は何でも『パワハラ』にされそうで怖くて・・・。」


「確かに、2022年4月から中小企業もパワーハラスメントの防止・対策を行なうことが義務化されますし、いわゆる『パワハラ』については近年注目を集めていますよね。」

部長
「そうなんですよ。何を言ったら問題なくて、何を言ったら問題なのか。よく分からなくて・・・。」


「部長の『パワハラ』を警戒するお気持ちも分かりますが、本来、上司は職責として業務指導を行うということが含まれています。なので、あまりにも気を遣い過ぎてしまうと、企業としての規律が乱れてしまうということに繋がり兼ねません。」

部長
「そうか、確かに。実際に他の従業員にも少なからず影響が出ていますしね。」


「だからと言って何でも言っていいわけではありません。例えば、問題点については具体的な改善策を提示する、悪い点を注意する際も性格的な部分ではなく、客観的な事実を伝えるなどと注意して下さい。」

部長
「なるほど。他の従業員から聞いた話もあり、少し先入観でその従業員を見てしまっている部分が私にもあります。客観的な視点というのを忘れないようにします。」


「そうですね。しかも『パワハラ』は上司から部下に限ったものではありません。実際、部下から上司といった事案でパワハラが認められたケースもあります。」

部長
「そうなんですか。」


「はい。例えば部下の方が、仕事を遂行するための情報量や人脈が多い場合などに、それを理由に上司に暴言を吐き、上司を省いて仕事を進めるなどといった行為です。」

部長
「なるほど。私たちのようなIT企業では、若年層の部下の方が、業務ツールの使い方を知っていたり、飲み込みが早かったり、ということは多々あります。」


「年齢、性格、経験など様々な人が集まる職場だからこそ、お互いを尊重して、精神的・肉体的な苦痛を相手に与える発言や行動は慎むべきですよね。」

部長
「そうですね。私も注意して仕事をしていこうと思います。」

『パワハラ』だと宣言されるのを恐れて、本来行うべき業務指導を控えたり、言いたいことを抑え込んだりしてしまっては本末転倒です。

相手に自分の意見を伝えたい場合、言い方ひとつで伝わり方が変わります。
また日頃からコミュケーションを円滑に行えているかという点も重要なポイントです。

パワーハラスメントの防止・対策の義務化をきっかけに今一度日頃の職場内のコミュニケーションを見直してみてはいかがでしょうか。

支店長コラム

今回は、東京支店長によるコラム 「免疫バランス」

おすすめ書式・リーフレット

今回のおすすめリーフレットは、
「キャリアアップ助成金が変わります ~令和4年4月1日以降 変更点の概要~」です。


https://www.mhlw.go.jp/content/11910500/000923180.pdf

令和4年4月1日以降、キャリアアップ助成金の制度見直しに伴う内容変更があります。
正社員定義の変更等も行われておりますので、確認しておきましょう。

編┃集┃後┃記┃
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年々、言い訳を作ることが上手くなっているような気がします。
やりたいことが出来ても、あれやこれやと理屈をこねくり回して、怠惰に過ごす日々。
あの日あの頃の少年時代のように勇猛果敢でありたいと心から思います。
(松村)
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発行元:社会保険労務士法人 協心 ≪東京・大阪・兵庫・福岡≫

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