社会保険労務士法人 協心

協心グループ

お気に入りを脱ぎ捨てよう

支店長コラム

 服を買うならここのブランド、靴はこのメーカーのもの、レストランならこのお店…そのような皆さんの「お気に入り」はありますか?

 いろいろな商品やサービスを購入・消費していくうちにそのようなお気に入りが生まれてくることがあります。「ここのを知ったら他は使えないよね」や「このお店だったら間違いない」という具合に。実は私にもそういった傾向があるのですが、ある時ふと、これではいけないな…と思ったのです。

 いろいろと失敗をしながら、ああでもないこうでもないと色んなものを試してきた末にたどり着いた「お気に入り」ですので、次に何かを買おうかという場面でもそのお気に入りを選択すれば間違いないと思い、ついつい他を検討することもなくまた同じブランド、メーカーを選んでしまうのです。

 確かに間違いはないけれど、新しい発見もない。

 
 今まではこの選択が最良だったが、今改めて検討してみたら他にもっと良いものがあるのではないか。いや、それどころか今までも他にもっと良いもの、相応しいものがあったのではないか。これだけ時代は大きく、速く動いているのに、いつまでも従来どおりの基準やものさしが正しいわけではないはずです。それなのに、思考の硬直化というか、これは思考放棄といえますね。

 たかだか服を一枚、靴を一足買うのにそんな大げさな、と思うかもしれませんが、ビジネスの上でも同じようなことがいえるでしょう。時代や環境に応じて、その時々のベストは変わっていく。苦労の末に手に入れた「お気に入り」から、いかに自由になれるか。そんなことが試されているような気がしてなりません。
 

兵庫支店長 増尾 倫能

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