共感力

支店長コラム

 最近もよく採用面接をしています。
 面接が一度目であろうが二度目であろうが、私はまず志望動機からお聞きするようにしています。もちろん緊張もしているでしょうが、ある意味多少の緊張感の中でいかに自分を出すことができるのか?さらには、どれだけウチに対してイメージをして、こんな仕事ができたらと考えているのかをある程度見るためです。よくありがちなのは「御社の理念に共感した」ため、というフレーズがでてきます。しっかりと情報収集しているならまだしもマニュアル通りの返答では何がわかるのかな?と考えてしまいます。
 
 しっかりとできる範囲での企業研究をして、なぜその理念になったのかイメージしてそこに自分のプランをどう当てはめていきたいのかを考えているのならまだ全然大丈夫です。
 
 応募者は必死に面接官の共感を引こうとしますが、なかなかうまくいかないのが一般的だと思います。
 
 その共感力。生まれ持ったものではないと思います。誰でも気にとめておくことでチカラはついてくるものです。
 
 ある地方での仕事(ゴルフ)の時にお子様が風邪で来れなくなった!という事がありました。私は一瞬「あれ?」と思いましたが、その方の家族が大事という考え、いわゆる「常識」は私とは違っていたのです。自分が体調悪いのならまだしも、奥様もいるはずです。その次にあるのは感情論むき出しの単なる言い合い。喧嘩ですね。
 
 人はそれぞれ違った人生を歩んできました。よって共感も常識も違ってきます。その時に思ったのが人の共感をなんとか理解できるようになりたい。
 
 私がとった方法は、いつでもどこでも人の考え方を勝手にイメージするようにしました。この人何考えてるの?なぜその服装?なぜその発言?
 
 今の時代これだけ多様化すると、一つの常識には当然おさまりません。相手のことを考え、イメージし自分とはどこが違うのか考えることは今の時代の組織の根本ではないかと考えます。当然大事なことですが、決まり決まった法律論を振りかざすだけでなくそれ以上の事を話できないと将来AIロボットに淘汰されるだけです。

 

東京支店長 田口 浩司