当然のように採用面接をする時には学歴を確認をします。それは学力としての頭のよさを判断するという事になります。そういう私は頭のよさはそれほど高い訳では全くありません。ある意味普通なんですが、びっくりするぐらい頭のいい方(いい大学)が
いらっしゃる時があります。その頭のよさとは、世間でいうところの「試験」ですね。
 
 でも実際の仕事の現場ではそういう頭のいい方が全員活躍できるかと言えばそうではないよね、と思う時があります。答えが必ずある、という考え方は仕事の現場では意識がずれる事があり中途半端な状況で終わってしまう事もしばしばです。

 
 そういう決まっている定型の業務。いわゆるマニュアルばかりに意識がいってしまうと、マニュアルとして終了した仕事のさらにその次に何が存在するのかというイメージができにくいのではないかと思っております。今まさに私がそういう業務に携わっておりますが、いつも足りないなあと反省するばかりです。
 
 全くもってマニュアルを馬鹿にしている訳でもございません。マニュアルの業務をきちんと処理してからの話だとも当然思っております。でもマニュアル以上の事をイメージできる事、想定外の事を考える事、しかもそういう時間を作る事はとても大事だとも考えています。
 
 そういう考える事が一番仕事ではしんどいと私は感じていますが、どういうリスクがあるのか?さらにその問題に対応するチカラ等はいろんな方法を使ってでも解決していきたいと考えております。答えがない仕事は避けずにまっすぐぶつかる、という姿勢だけはきっちりと守っていきたいと思います。
 

東京支店長 田口 浩司