こんにちは。社会保険労務士法人協心の寺西です。

例年にないような暑さで猛暑日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

今夏はイベントが多いので、熱中症対策と暑さに負けない体で夏を楽しみたいものですね。

 

それでは「ヒトの芽コトの芽」はじまりです。

 


<今回号のコンテンツ>

  1. 1.人事ニュース
  2. 「増加する精神障害の労災支給決定件数 求められるハラスメント対策」

  3. 2. 最新情報 丸わかり!動画コンテンツ
  4. 「年次有給休暇の強制取得とオススメの管理方法」

  5. 3.ブログ 「パワハラ防止法、是正指導2,000件超の衝撃」
  6. 4.支店長コラム
  7. 5.おすすめ書式・リーフレット

要チェック! 人事ニュース ≫≫≫

〓 増加する精神障害の労災支給決定件数 求められるハラスメント対策 〓

 

メンタルヘルス疾患を発症し、従業員が欠勤したり、休職する企業は少なくありません。

また、その原因が仕事による強いストレスとなっている事例もあるようです。

 

【内容】

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1.精神障害の労災補償状況

2022年度の請求件数は2,683件で、前年度の2,346件から337件増加しました。

認定率は35.8%で、申請の3件に1件の割合で労災として認定されています。

2.具体的な出来事

支給決定件数(710件)のうち、パワーハラスメントやいじめ・嫌がらせ、

セクシュアルハラスメントといったハラスメントに関するものが全体の4割です。

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▼全文はこちらから

https://kyoshin.group/post-9091/

 

■参考リンク(厚生労働省)

令和4年度「過労死等の労災補償状況」を公表します

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33879.html

職場におけるハラスメントの防止のために

(セクシュアルハラスメント/妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント/パワーハラスメント)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/seisaku06/index.html

 

最新情報 丸わかり! 動画コンテンツ ≫≫≫

■ 「年次有給休暇の強制取得とオススメの管理方法」

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2019年4月より1年で有給休暇の5日取得が義務化されました。とは言え、

有給休暇の取得が促進されないことに頭を悩ませている事業者の方もおられるでしょう。

 

今回は、年次有給休暇の強制取得とはどのようなものか?

また、オススメの管理方法についてもご紹介します。

 

↓↓ 動画はこちらから ↓↓

https://www.l-magazine.jp/watch/8ZJgsLQXQu

 

ブログ ≫≫≫ 「パワハラ防止法、是正指導2,000件超の衝撃」

先日、販売業(社員90名程)の担当者からパワハラ防止法対策に関する相談の

お電話を頂きました。

 

担当者
「見ました!?2,000社以上の企業があのパワハラ防止法で是正指導を

受けてるとかいうニュース!もうびっくりしました。」

 


「ホットなニュースですね。見ました。

わたしも気になったんで、何で是正指導になったかも見てみたんですけど、

どうやら一番多かった指導の内容が防止措置が適切じゃないといったもの

だったみたいですよ。」

 

担当者
「そうなんですか?そこまで見てなかったです。

もう2,000という数字が衝撃的で。」

 


「驚きますよね。」

 

担当者
「そうですよ~。

防止措置ってとりあえず就業規則に書いておけば良いんですよね?」

 


「そう勘違いされがちなんですけど、実は防止措置は4つあるんですよ。

1つ目が就業規則に書いて、周知と啓発もしてくださいねっていうものです。」

 

担当者
「就業規則には書いてますけど・・周知と啓発かぁ。」

 


「はい。啓発は一度言ったら良いといったものではなく、継続して研修などの

機会を設けられるのがお勧めです。2つ目は相談体制の整備です。」

 

担当者
「う~ん。相談先は、うちはとりあえず直属の上司にってことにしてますけど、

上司からパワハラ受けてたら相談しようがないっていう問題はありますよねぇ。」

 


「そうですね。

相談先は複数の選択肢を作ったり、もしくは通常業務で関わりのない部署の方に

するなどもひとつの手だと思います。

3つ目は、パワハラが起きたかもって時に迅速に事実確認することと、その結果

パワハラでなかったとしても再発防止策と同様の措置をしてくださいというものです。」

 

担当者
「えっ!パワハラじゃなくても再発防止策と同様の措置をしないとなんですか?」

 


「パワハラと思われかねない状況、職場環境だということに問題がありますよね。

逆も然りで、直ぐにパワハラだと訴えてくる従業員がいると、

上司もそんな部下の扱いに困りますよね。」

 

担当者
「あ~確かに。だから再発防止も必要だし、研修とかでパワハラに関する知識を

上司にも部下にも知ってもらう機会を作るのも必要ってことなんですね。」

 


「そうです、そうです。

最後に、プライバシーの保護は絶対にして、パワハラの相談を理由とした

解雇などの不利益な扱いは絶対しないということを従業員に周知してください

というものです。」

 

担当者
「それは気を付けてるつもりなんで大丈夫かな。

周知っていうのがどこまですればOKなのかっていうのはあるけど・・・。」

 


「そうですね。

研修と合わせて、全従業員に改めて周知という機会にすると、

定期的且つ継続的に啓発も周知も出来るかもしれないですね。」

 

担当者
「あ、確かに。研修の件って協心さんに相談できるんですか?」

 


「勿論です。

まずは事業所としての方針を明確にするところからお手伝いできますよ。」

 

参考:「あかるい職場応援団」~ハラスメント対策の総合情報サイト~(厚生労働省)

https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/

 

支店長コラム

今回は、

福岡支店長によるコラム 「主体性」

https://kyoshin.group/post-9086/

 

おすすめ書式・リーフレット

今回のおすすめリーフレットは、

「募集時などに明示すべき労働条件が追加されます!」です。

https://www.mhlw.go.jp/content/001114110.pdf

 

2024年4月から、労働者の募集や職業紹介事業者への求人の申込みの際、

明示しなければならない労働条件が、新たに追加されます。

記載例がありますので、参考になさってください。

 

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編┃集┃後┃記┃
先日は大阪の夏の風物詩・天神祭が4年ぶりに完全復活し、事務所の近くも
大勢の人で賑わっていました。withコロナは続きますが、お祭りや花火は風情が
あって良いですね。私も今年は花火を観たい!(寺西)
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