こんにちは。社会保険労務士法人協心の松村です。

全国的にも11月上旬が紅葉の見頃シーズンのようです。

昼間に見るのも良いですが、夜間の特別拝観でライトアップされた紅葉を見るのも、

一味違った雰囲気が楽しめるので良いかもしれませんね。

 

それでは「ヒトの芽コトの芽」はじまりです。


<今回号のコンテンツ>

  1. 1.人事ニュース
  2. 「最低賃金引上げに伴い賃上げに取り組む企業への公的支援」

  3. 2. 無料オンラインセミナー開催のご案内
  4. 3. 最新情報 丸わかり!動画コンテンツ
  5. 「コロナ発生から3年半、現在の働き方の傾向とは」

  6. 4.ブログ 「有給休暇の計画的付与で新しい働き方・休み方を」
  7. 5.支店長コラム
  8. 6.おすすめ書式・リーフレット

要チェック! 人事ニュース ≫≫≫

〓 最低賃金引上げに伴い賃上げに取り組む企業への公的支援 〓

 

2023年度の最低賃金は、過去最大の引上げ幅となりました。この引上げに伴い、

賃上げに取り組む企業への公的支援が設けられています。

助成金・補助金には予算額が設けられているため、活用しようと考えたときに、

受付が終了している可能性があります。活用される場合は、早めに検討しましょう。

 

【内容】

--------------------------------------------------------------------------

1.業務改善助成金

業務改善助成金とは、事業場内で最も低い賃金を30円以上引き上げ、

設備投資等を行った中小企業・小規模事業者等に、設備投資等の費用の一部を

助成する制度です。

 

2.キャリアアップ助成金

「賃金規定等改定コース」は、有期雇用労働者等の基本給を定める賃金規定等を

3%以上増額する形で改定し、規定を適用させた場合に助成されるものです。

-------------------------------------------------------------------------

 

▼全文はこちらから

https://kyoshin.group/post-9244/

 

■参考リンク(厚生労働省)

「最低賃金引き上げに伴う支援を強化しています」

https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/r4/r4_chinage.pdf

 

◆◇ 無料オンラインセミナー開催のご案内 ◇◆

■ 協心セミナー

--------------------------------------------------------------------------

1.【60分でスッキリ!】男性育児休業をもっと身近に感じるセミナー

~法改正から1年。

‟男性育休あるある”を通じて、人事労務ご担当者のお悩み解消します~

 

【2023年11月7日(火)13:30~14:30 <WEB>】

 

↓↓ 詳細・申込はこちらから ↓↓

https://kyoshin.group/post-9199/

 

2.【Web開催】人材・組織に悩む経営者必見!人材が定着、組織が活性化し、

最速で売上2倍を目指す「最新ウェルビーイング経営」

 

【2023年11月10日(金)11:00~12:00 <WEB>】

 

↓↓ 詳細・申込はこちらから ↓↓

https://kyoshin.group/post-9213/

--------------------------------------------------------------------------

 

最新情報 丸わかり! 動画コンテンツ ≫≫≫

■ 「コロナ発生から3年半、現在の働き方の傾向とは」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇

 

新型コロナの蔓延と共に、多くの企業がテレワークの採用を始めました。

新型コロナの緊急事態宣言が終了した今、働き方にはどのような傾向があるのでしょうか?

今回は、コロナ発生から3年半がたった現在の働き方の傾向についてお話します。

 

↓↓ 動画はこちらから ↓↓

https://www.l-magazine.jp/watch/KYRIF6Ymw4

 

ブログ ≫≫≫ 「有給休暇の計画的付与で新しい働き方・休み方を」

秋と言えば行楽シーズンですね。

厚生労働省では10月を「年次有給休暇取得促進期間」としたり、

地域によっては、「県内一斉ノー残業デー」を設けるなど、

新しい働き方・休み方を実践するために年次有給休暇を上手に活用するよう促進しています。

年5日の年次有給休暇取得義務に悩む社長からこんな相談がありました。

 

社長
「今年も残り2ヶ月やなぁ。

今年もまたな、有給休暇を5日取れてない従業員がいるんやわ。」

 


「ほんと1年が経つのは早いものです。御社は1月に一斉付与されているので、

取得できていない人には取得を促さないといけませんね。」

 

社長
「取りづらい雰囲気は出してないはずやねんけど、

どうやったら取得が進むんかな。他の会社はどないしてるんやろ。」

 


「有給休暇の取得が進んでいる企業では、仕事はチームで行って、

チームの中で仕事の進行状況等について情報共有することで、

休みやすい職場環境にしていることが多いですよ。」

 

社長
「なるほどな。うちは確かに個人で仕事してることが多いわ。」

 


「それから、『年次有給休暇の計画的付与制度』を導入するのもお勧めです。

休暇の取得の確実性が高まりますし、労働者にとっては予定していた活動が

行いやすくて、事業主にとっては計画的な業務運営に役立ちますしね。」

 

社長
「へぇ。計画的付与ってどういう制度なん?」

 


「年次有給休暇の付与日数のうち5日を除いた残りの日数について、

労使協定を結べば、計画的に休暇取得日を割り振ることができる制度です。

付与する方式には、一斉付与方式、交代制付与方式、個人別付与方式の

3パターンがあるんですが、それらを組み合わせても良いので、

御社の実態に合わせた付与の方法ができますよ。」

 

社長
「うちは一斉休業は難しいから、個人別の方が取りやすいやろなぁ。」

 


「個人別でしたら、夏季、年末年始、ゴールデンウイークのほか、

誕生日や結婚記念日など労働者の個人的な記念日を優先的に

充てるケースがありますね。それから、例えば10月1日~11月30日の

期間内に○日というように、一定の期間内に個人ごとに希望を聞いて

各人の年次有給休暇の取得日を指定するのも運用しやすいですよ。

土日と組み合わせると連続休暇にもできて良いですよね。」

 

社長
「5日は確実に取ってもらわなあかんし、従業員も気兼ねなく休みの計画を

立てられそうやな。来年は計画的付与やっけ?

それ導入するのを考えてみるわ。」

 


「計画的付与制度を導入する場合には、就業規則に年次有給休暇の

計画的付与について定めることと、労使協定の締結が必要なので、

導入を決定されたらご連絡くださいね。」

 

社長
「労使協定の内容も相談にのってな。」

 


「もちろんです。」

 

社長
「休み取ったらみんな何するんやろな。」

 


「最近、厚生労働省では、『年次有給休暇を活用して○○県の魅力に触れよう!』

といったPRを積極的にしてますね。家族と過ごしたり、地域の活動に参加する

時間も大切なものですよね。それでまた仕事も頑張れるじゃないですか。」

 

社長
「ほんま、仕事へのやる気が上がってくれるのを期待するわ。

去年はテレワークも導入したし、来年は新しい働き方・休み方を始めてみよか。」

 

全体の約4割の労働者は、年次有給休暇の取得にためらいを感じています。

同僚への気兼ねや年次有給休暇を請求することへのためらい等の理由により、

年次有給休暇の取得率が低調な現状があります。

 

年次有給休暇の計画的付与制度の導入等により、

より多くの年次有給休暇が取得されるように取り組みましょう。

 

支店長コラム

今回は、

福岡支店長によるコラム 「ドラフト会議に思う」

 

おすすめ書式・リーフレット

今回のおすすめリーフレットは、

「2024年4月から労働条件明示のルールが変わります」です。

https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001156050.pdf

 

2024年4月から労働契約の締結・更新のタイミングの労働条件明示事項が追加されます。

リーフレットでは、労働条件明示の制度改正のポイントを全ての労働者と、

有期契約労働者に分けて説明を行っています。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編┃集┃後┃記┃
5年ぶりにユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行ってきました。
ハロウィーンのショー「ゾンビ・デ・ダンス」はまるでライブのようで
とても見ごたえがありました。Adoとのコラボ曲「唱」も素敵です。(松村)
━…━‥‥━…━…━‥‥━…━…━‥‥━…━…━‥‥━…━…━‥‥━…━…
発行元:社会保険労務士法人 協心 ≪東京・大阪・神戸・福岡≫
ホームページ: https://kyoshin.group/
ご感想・お問い合わせ → news@kyoshin.group
配信停止 → %url/http:out:stop%
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事の無断転載を禁じます