こんにちは。社会保険労務士法人協心の山村です。
毎日夜まで暑い日が続き、寝苦しい日々が続いていますね。
クーラーなど上手く使って、体調にだけは気を付けたいものです。
それでは「ヒトの芽コトの芽」はじまりです。
<今回号のコンテンツ>
- 1.人事ニュース 「増加に転じた労災の死亡者数と休業4日以上の死傷者数」
- 2.無料オンラインセミナー開催のお知らせ
- 3.動画コンテンツ 「テレワークに適した人事評価をするには?」「最大〇〇万円!?令和3年12月変更!人材確保等支援助成金(テレワークコース)とは?」
- 4.ブログ 「アルコールチェックの義務化」
- 5.支店長コラム
- 6.おすすめ書式・リーフレット
1要チェック! 人事ニュース ≫≫≫
● 増加に転じた労災の死亡者数と休業4日以上の死傷者数 ●
先日、厚生労働省により昨年度の労働災害発生状況が公表されました。
昨年度は、前年よりも労働災害の死亡者数と休業4日以上の死傷者数が
ともに増加となっています。
【内容】
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1.労働災害による死亡者数
2021年の労働災害による死亡者数は867人で、前年より65人の増加となりました。
事故の型別でみると、「墜落・転落」がもっとも多く、
「はさまれ・巻き込まれ」が続いています。
2.労働災害による死傷者数
2021年の労働災害による死傷者数は149,918人で、前年より18,762人の増加と
なりました。全産業の事故の型別でみると、「転倒」がもっとも多く、
「墜落・転落」「動作の反動・無理な動作」が続いています。
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▼全文はこちらから
https://kyoshin.group/post-8203/
■参考リンク(厚生労働省)
令和3年の労働災害発生状況を公表
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25944.html
令和4年度「全国安全週間」を7月に実施
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25200.html
2無料オンラインセミナー開催のお知らせ
■ 株式会社KAKEAI主催
経験学習と心理的安全性を高める1on1
-1人のマネジャーから組織への展開事例-
2022年7月7日(木)14:00~15:00【WEB】
https://kyoshin.group/post-8159/
■ 協心セミナー
ウィズコロナ時代の労務トラブルを乗り切れ!
『超』就業規則術
2022年7月8日(金)14:00~15:00【WEB】
https://kyoshin.group/post-8177/
3最新情報 丸わかり! 動画コンテンツ ≫≫≫
■ テレワークに適した人事評価をするには?
皆がオフィスに出勤していた頃と違い、「働いている姿が見えない」
「プロセスが見えず成果だけの評価になりがち」など、
テレワークに適した人事評価にお悩みの方も多いと思います。
今回はテレワークに適した
人事評価の悩みに関する具体的な対処方法をご紹介いたします。
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https://kyoshin.group/mailmagazine/
■ 最大〇〇万円!?令和3年12月変更!人材確保等支援助成金(テレワークコース)とは?
新型コロナウイルスの影響で働き方の多様化が進み、多くの企業で導入されているテレワーク。
令和3年4月1日に、人材確保支援助成金(テレワークコース)が創設され、
令和3年12月にはテレワーク勤務を新規に導入する事業主のほか、
試行的に導入している又は試行的に導入していた事業主も対象に変更となりました。
今回は、本コースの概要、支給要件、注意点についてお伝えします。
↓動画の視聴はこちらから↓
https://www.l-magazine.jp/watch/WsSYeXvzFR
4ブログ ≫≫≫「アルコールチェックの義務化」
今回の場面は、商業施設の設計・施工管理(従業員数50名)を営む
社長との就業規則打ち合わせ時の話です。
私
「・・・・・以上がSNSの遵守にかかる規定の内容となります。
最近はあまり報道されていませんが、会社の情報を簡単に
Twitterとかに投稿されると困りますからね。」
社長
「会社の信用がガタ落ちになるからね。ここは厳しくしておきたいところだね。
じゃあ、次いこうか。」
私
「はい。それでは次いきます。唐突ですが、御社は営業車をお持ちですよね?」
社長
「もちろんあるよ。現場に行ってもらうことが多いからね。」
私
「それでは営業車の取り扱いについて、そのルールを簡単に規定しておいた方が
よさそうですね。ちなみに、今何台保有されていますか?」
社長
「今あるのは、5台かな。つい最近1台購入したところだよ。」
私
「5台ですか・・・・。ちなみに社有車が5台になった時点で、
法律上すべき取り組みがあるんですが、ご存じですか?」
社長
「えっ、何かやらないといけないの?知らないんだけど・・・」
私
「安全運転管理者を選任して警察に届出しないといけないんです。
乗車人数が11人以上の社有車であれば1台保有で、
その他であれば5台保有というのが要件となります。」
社長
「そうなの、それは早急に届出しないとね。ありがとう。
早速今週にでも警察に行ってくるよ。」
私
「あと、社長、実はそれだけではないんです。
令和4年4月からこの要件に該当する会社がすべきことが増えたんです。」
社長
「おっと、まだ何かあるの?」
私
「はい。それは、アルコールチェックの義務化です。」
社長
「アルコールチェックの義務化?これも全く知らなかったな。」
私
「段階的ではありますが、まず4月から始まっているのが、
『運転前後の運転者の状態を目視確認して酒気帯びの有無を確認すること』と
『その記録を1年間保存すること』となります。」
社長
「一応、今でも社員の運転前の状況は見ているよ。
ただ、酒気帯びに限定してっていうことはしてなかったから、
今後は確認して記録していくよ。」
私
「ぜひお願いします。
それとまだ少し先ではありますが、10月からもやらないといけないことがあります。
それは『酒気帯び確認をアルコール検知器を用いて行うこと』と
『アルコール検知器を常時保持すること』です。」
社長
「アルコール検知器か・・・・これは買わないといけないな。
だけど、知り合いの会社が使っているって言ってたから、
一度おすすめのものを聞いてみて、買ってみるよ。。」
私
「こちらもぜひお願いします。
今回の義務化の背景としては、令和3年6月に発生した、通学路を歩いていた
小学生の列にトラックが衝突したことを発端としたものと言われています。
飲酒運転は絶対になくさないといけないですね。」
社長
「その通りだよ。私にも小学生の子どもがいるから、この事件はハッキリと覚えているし、
すぐに通学路の状況を確認したことを思い出したよ。
これはした方がいい法改正じゃなくて、絶対にするべき法改正だね。」
私
「おっしゃるとおりです。・・・・・・それでは、話が脱線してしまいましたが、
社用車の取り扱いルールについて、これから確認していきますね・・・・。」
令和4年は何かと法改正が多い年です。
その中でも今回お伝えしたアルコールチェック義務化は道路交通法の改正ということもあり
あまり我々が関わらない分野ではありますが、日常的に社用車を業務にて使用されている
顧問先も多いことから、人事労務の分野以上に興味をもたれた方もいらっしゃいました。
まずは要件を確認していただき、該当している場合は取り組みの検討をお願いします。
※参考
アルコールチェックの義務化について(警視庁)
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/insyu/img/ankan3.pdf
5支店長コラム
今回は、福岡支店長によるコラム「プロセスと結果」
6おすすめ書式・リーフレット
今回のおすすめリーフレットは、
「離職後に事業を開始等した方は雇用保険受給期間の特例を申請できます」です。
https://www.mhlw.go.jp/content/11607000/000954820.pdf
上記特例が創設され、7/1以降退職後に事業を開始した従業員が休廃業した場合でも、
その後の再就職活動にあたって、基本手当を受給出来る可能性が高くなります。
働き方が多様になり、対象となる方は今後増えると思われますので、
案内が出来るようにしておくと良いでしょう。
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7月に入り、もうすぐ新しいドラマが始まる時期になりました。
今回は数か月前から楽しみにしているものがいくつもあるので、1話目がすごく
待ち遠しいです。毎週の楽しみにして暑い夏を乗り切りたい・・!(山村)
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